演奏のことなど、お知らせです!
皆さん、こんにちは。ファーラウト村尾陸男からのお知らせです。
09/10/28----------
28日の午後外国のニューズを見てましたら、最近の研究で、カレーの成分がガン細胞を殺すことが判った、と報じられていました。なるほど、そうなんですか。(日本のではなくインド周辺の)カレーはたくさんの香辛料をミックスして作ります。唐辛子、レモングラス、ニンニク、エシャロット、コリアンダー、オールスパイス、カルダモン、クミン、クローブ、こしょう(黒・白)、シナモン、スターアニス、ターメリック、フェンネル、メース・ナツメグなど、まだありますが、料理によって家庭によって材料もミックスの仕方も違うようです。さらにタイへ行くとココナッツミルクやコブミカンの葉も入れます。元もとインドにもタイにもカレーという名称はないんです。インドの料理をイギリス人がカレーと名づけて、19世紀にカレー・ルーやペイストのようなものをイギリ ス家庭向けに売り出したのが、カレーという名称の始まりです。
このたくさんの香辛料のなかのなにがガン細胞を殺すのかは判りません。でも長い間の生活の知恵で、これら香辛料が殺菌力をもっているということは体で感じてこういった料理ができてきたんでしょう。日本でも虫の多いカツオには必ず殺菌力の強いショウガをつけますし、肉を多く食べる韓国ではキムチに唐辛子をたくさん入れます。インドは暑いです。気温50度にもなる地方があります。殺菌してくれる香辛料は、そもそもなによりも欠かせなかったでしょう。その昔ヨーロッパでは腐りかかった肉でも胡椒をかけて食べていました。胡椒の値段はだんだん高くなっていって、一時期イスタンブールあたりでは、同じ重さの金と胡椒が交換取引されていたと言います。そんな時代もあったんですね。余談ですが、ファーラウトにはインド・カレーのメニューが、ラム肉のカレー・ベンガル風、ケララカレー、と二つありまして、皆さんのご好評をいただいています。どうぞお試しください。
1947年か48年かもう記憶が定かではないんですが、四国の高松のはずれに住んでいた僕は、父が当時善通寺市に駐屯していた英連邦軍の基地のマネジャーをやっていた関係で、ある日基地に招待されごちそうになりました。イギリス軍、オーストラリア軍の宿舎でもごちそうを振る舞われましたけど、インド軍の宿舎ではカレーを振る舞われました。食うものがろくにない時代でしたから、当時の僕はひどい欠食児童で、なにもかもとてつもなくうまく目を白黒させてました。カレーは香辛料が多く、わずかな塩分だけで、甘みは皆無です。でも初めて食べるものですから、驚きの方が勝って細かいところは憶えていません。最後にチャパティが出ました。小麦粉を煎餅状にして焼き、ほんのわずかに塩分が感じられる、ただそれだけのものです。これはカレーの辛みを取るのだ
とそのとき説明されたような気がします。しかしこのチャパティのなんとうまかったことよ! 不思議でした。なにもしていないただ軽く焼いただけのチャパティがほんとに素晴らしくうまかったです。
聞くところによると、インドでは食事の時奥さんがそばに侍ってチャパティを焼くんです。従って奥さんは食事できません。あとで一人ですることになります。ですがチャパティを焼くのには全神経を注いでやらなければならず、それしかないのでしょう。大きな甕のような釜に火を入れて、甕の内側の壁にチャパティを貼りつけて焼きます。ちょうどいい頃合いでそれを出さなければなりません。少しでも遅れるとチャパティは壁からはがれて落ちてしまいます。焼けてなくても焼けすぎてもいけません。それといいチャパティを焼くというのは、奥さんの大きな評価基準でもあるそうです。イギリスでも紅茶の入れ方は奥さんの大きな評価基準と言われていますね。やれやれいろいろとたいへんです。ガン細胞を殺すと言えば、松の木から発散する気体にもガン細胞を殺す作用があるそうですから、松林に囲まれたところに住めば効果があるでしょう。こういう素朴な自然の植物の力をわれわれは忘れてはいけないということだと思います。
- by ジャズクラブFAROUT-ファーラウト-
- at 2007年05月07日

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