10/5 ウラジミール・シャフラノフ3です!

10月5日(金) ウラジミール・シャフラノフ・トリオが来ます。

1st:7-8pm     2nd:9-10pm

当日5000円、前売り4000円

Vladimir Shafranov(p)

ウラジミール・シャフラノフ
1948年レニングラード生まれ。日本における「ヨーロッパ・ピア ノ」の認識に最も大きな影響を与えた、フィンランド在住の北欧を代表するピアニスト。絶妙なスウィング感と、北欧の哀愁漂うリリシズムを併せ持つその演奏は、ジャズピアノの理想を奏でている、と言っていい。4歳の時からピアノとヴァイオリンのレッスンを受け始め、1962年に「リムスキー・コルザコフ音楽院」のピアノ科を卒業。Jazz、ダンス、軽音楽に興味を持つが、旧ソ連の体制の中、思うように音楽活動が出来ず、1973年イスラエルに移住、同国の市民権を得る。1980年、フィンランドに移住。フィンランドを中心に演奏活動を始める。1983年、活動の拠点をニューヨークに移し、サム・ジョーンズ、ジョージ・ムラーツ、ロン・カーター、エディ・ゴメス、マーク・ジョンソン、アル・フォスター、ビリー・ヒギンズ等と共演を重ね、ロシアのフォークミュージックと現代音楽、JAZZとが見事に融合されたオリジナリティ溢れるピアニストとして高い評価と注目を集める。
 1990年、こうした時期に録音されたのが、ジョージ・ムラーツ、アル・フォスターとの共演盤「White Nights」。初めアメリカのレコード会社から発売され、カルト的な人気を呼び入荷即完売となった。幻の名盤と言われた作品を澤野工房が1999 年に復刻してCDリリース、爆発的な人気を呼んだ。このアルバムは評論家寺島靖国氏が、90年代名盤の1枚として大きくとりあげている。フィンランドへの行き来を盛んにしたシャフラノフは、Reino Laine、Pekka Sarmantoとのトリオで演奏を行い、さらに一方でドゥエイン・バーノ(b)、グレゴリー・ハッチンソン(ds)との「ニューヨーク・トリオ」でも演奏、「ブルーノート・クラブ」のコンペティションでは次席に輝いた。発売されたアルバムは必ずと言っていいほどヒットチャートの上位にランクインし、日本での人気を不動ものとする。
 聴きてを心から喜ばせたい、その一心から生まれている彼の情熱的なプレイは一瞬にして観客の心を虜にする。ジャズに込められた喜び、哀しみ、力強さなど、様々な表情を感情豊かに全身で表現する、まさに「ジャズ・エンターテイナー」と言える存在である。演奏スタイルは完全なアメリカン・スイングをベースに置きつつも、北欧の哀愁漂うメロディは日本人の琴線に触れるものだ。ライブはいつも事前にセットリストを決めず、その日のオーディエンスの反応を見ながらジャズのスタンダードナンバーを中心にステージを構成していく、ジャズファンを満足させるもの。ビーナスレコードより、2012年の『Whisper Not』に続き、2015年5月にはロシア民謡、ロシアの作曲家の作品などを取り上げた『From Russia With Love』を発売。2016年9月21日には、テナーサックスのハリー・アレンを迎えた最新作『懐かしのストックホルム』を発売。

楠井五月(b)

鎌倉規匠(dr)