10/25スコット・ハミルトン公演

10月25日(水)ファーラウトでの「スコット・ハミルトン & ジャズフレンズScott Hamilton & Jazz Friends」公演のお知らせです。
現在の予約状況は1セット44名、2セット43名、クリニックは4名です。
テナーサックスで押しも押されぬトップの位置を占めるスコット・ハミルトンがまたやってきます。今回はハワイの日系4世ブルース・ハマダ Bruce Hamadaが歌とベースで参加してくれます。そのほかキヨシ・モリタ Kiyoshi Moritaのピアノ、アキラ・タナ Akira Tanaのドラムという布陣です。
10/25/2017      ファーラウトにて
スコット・ハミルトン & ジャズフレンズScott Hamilton & Jazz Friends
1st 7-8pm  2nd 9-10pm    通し10000円    片方のみ5500円
前売券購入または振込(10/10まで)にてそれぞれ1000円、500円引き
予約は電話  tel 045-261-5635 または HP  www.jazz-farout.jp/  予約欄よりメイルにてお寄せください。ファーラウト 横浜市中区福富町西通51-2 TSビル-2C
さていよいよ予約開始です。なお今回はブルース・ハマダ(日本語はほとんど喋れません)のベース/ヴォーカル/クリニックを同日2時半から行います。2時半から5時まで行い、ほかの人のレッスンも聴講できます。一人15分8000円、10人で締め切りです。なおこれは料金を9月中に払いこんでいただき、キャンセルはできません。予めご了承ください。
さらにもう一点、通し券とクリニックを両方申し込む方に限り、さらに合計金額から500円お引きします。その場合9000+8000-500=16500円となります。クリニックの見物はお一人1500円となります。よろしくお願いします。
スコット・ハミルトン(ts)
キヨシ・モリタ(p)
ブルース・ハマダ(b,vo)
アキラ・タナ(dr)
スコット・ハミルトンScott Hamilton (tenor sax):
1954年ロードアイランド州プロヴィンス生まれ。フュージョン・ジャズ全盛期の70年代にレスター・ヤングやベン・ウェブスターの伝統を受け継ぐテナー・サックスのスタイルで第一線に躍り出て、ジャズ界にセンセーションを巻き起こした。76年、22歳の時にニューヨークに進出、すでに凄い人気で一躍寵児となりジョン・バンチの助けでフェーマス・ドア・レーベルに初吹き込みを行う。77年にはベニー・グッドマン楽団のツアーに参加、益々人気が出て自分のカルテットも結成。同年、コンコード・レーベルのデビュー・アルバムを吹き込む。その後、同レーベルには40枚からのアルバムを吹き込んでいる。1978年に初めて英国で演奏、その後一時英国に住んでいたが、今はイタリアを拠点にヨーロッパ、日本、アメリカと世界を股にかけて活躍している。
キヨシ・モリタ Kiyoshi Morita(piano):
1959年、埼玉県出身。徳山陽、Don Abneyらに師事。これまでに、レイモンド・コンデ(cl)、福原彰(tp)、原田イサム(dr)他、多数の日本のジャズを牽引してきたミュージシャンと共演。また、テリー水島(vo)、峰純子(vo)のレギュラーピアニスト、真梨邑ケイ(vo)、マルシアのコンサートツアーメンバー、海外から来日した歌手に指名され共演するなど、歌手から絶大なる信用をおかれている。レコーディングでのサポート、アレンジも多数。現在は、五十嵐明要(as)カルテットのほか、ホテル、ジャズクラブ、コンサート等で活動中。
ブルース・ハマダ Bruce Hamada (bass,vocal):1957年ハワイのホノルル生まれの日系4世。ハワイに誇れる数多くのジャズアーティストと協演。巨匠レイ・ブラウンを崇拝し、ドラムの名手ジェフ・ハミルトンとブルースのリーダーアルバム「トウ・フォー・ザ・ロード」では、プレイ及び歌心が絶品と評判。富士通コンコード・ジャズフェスティバルのため数回来日している。彼ブルースの最初の音楽への関心は、プロのドラマーでホノルル地域で活躍していた父Bruce Sr.ブルース・セニャからだった。
彼ブルースはハワイの最高級ホテルHalekulaniハレクラニ で25年も演奏していたので、ハワイに来る観光客にはよく知られるところとなり、ダイアナ・クラールもハワイへ来ると必ずここにより、彼と一緒に演奏していくそうだ。彼は多くのミュージシャンとやっていて、ハワイのピアノ・レジェンド/リーン・ポーロRene Pauloとも一緒に演奏していた。近年は日本公演のあと、インドネシアのジャヴァ・ジャズ祭でスタンリー・ジョーダンと共演したりしている。ベースとエレキベースに、フランク・スィナトラとトニー・ベネットを混ぜたようなヴォーカルスタイルに、ブルースの多才ぶりが現れている。
2016年秋はにハワイのカイムキKaimuki公共図書館友の会主催で組まれた、サックス、フルート、クラリネットの名手ルー・マリニLou Mariniとブルース・ハマダのそれぞれ1時間の講義が聴衆を魅了した。これはハワイ州文化芸術基金とハワイ大学の援助にも支えられていた。ブルース・ハマダはハワイのハレクラニHalekulaniホテルで長いこと弾いていたが、ホノルル交響楽団とも共演している。ロウズマリィ・クルーニィRosemary Clooney、マイケル・マクドナルドMichael McDonald、バーナデド・ピーターズBernadette Peters、マイケル・ファインスタインMichael Feinsteinらとも共演している。

アキラ・タナ Akira Tana(drums):バークリーの仏教寺院のタナ僧正の息子で、カリフォルニア生まれの日系2世。ハーバード大学、ニューイングランド音楽院を卒業。1979年よりニューヨークで活動していて、世界のジャズ界でももっとも引く手あまたのドラマーとなった。

ソニー・ロリンズ、ソニー・スティット、ミルト・ジャクソン、ジム・ホールとやっていて、日本にはジム・ホール、ジュニア・マンストリオでも来ているし、リナ・ホーンLena Horneやマンハタン・トランスファーThe Manhattan Transferとも共演している。それからレナード・バーンスタインLeonard Bernsteinや小澤征爾の交響楽にまで参加したことがあった。

アキラ・タナ Akira Tana (drums):
カリフォルニア生まれの日系2世。ハーバード大学、ニューイングランド音楽院を卒業。1979年よりニューヨークで活動し、ソニー・ロリンズ、ソニー・スティット、ミルト・ジャクソン、ジム・ホールら、すごいミュージシャンと演奏していて、日本にはジム・ホール、ジュニア・マンストリオでも来ている。

ジャズ詩大全電子版に新原稿と改訂新版

新原稿と改訂新版

Jazz-Lyrics.comのジャズ詩大全電子版には、順次新しい項目が追加されていますし、新原稿や改訂原稿がアップされています、どうぞ覗いてみてください。研究–バート・バカラック、ハロルド・アーレン、ジョニー・マーサー、ジュール・スタインなど新しい原稿がアップされています。日本ではほかにないほど、内容が重厚で正確ですから、参考にされる方には、代えがたいほどのものです。

ジャズ詩大全電子版に寄せて

《ジャズ詩大全》シリーズは1990年から出し始め、本巻20、別巻2、計22巻となり、ほぼ完結しました。索引集をあと一冊出す予定ですが、出版の困難な状況もあり、それで終わりとなりそうです。そこで2012年6月に横浜・関内のジャズクラブ・ファーラウトの下にジャズ・スクール「教室ファーラウト」が開校したのを機に、スクールの活動の一環として《ジャズ詩大全電子版》の販売を開始することにしました。あの大英百科事典Encyclopaedia Britanica が印刷版を廃止しCD版に切り替えたのはたしか2000年ごろでしたか、世は重くて分厚くて手間とお金のかかる出版物をなくして、CD版に切り替えるべく動いてきました。そしてさらに最近ではそのCD版もなくしてダウンロード販売に切り替えるところも増えてきています。朝日新聞、Wall Street Journal、科学雑誌Newtonなど、こぞってそういう方向に変化してきています。この《ジャズ詩大全電子版》は、利用者が自分の好みの曲の楽譜だけ選んで買うことができるだけでなく、本を買いに行く手間とお金はおろか、図書館に行ってコピーする交通費、コピー代、時間を考えたら、おそらくそれよりも安くつくほど、読者、愛好家にとって手軽で便利なサイトになるでしょう。
もちろんそれだけでなく電子版では、出版物と違って新しい内容のものの販売も簡単なら、掲載済みのものの更新も容易で、そういう良さを存分にいかさなければなりません。つまり出版物の《ジャズ詩大全》は終了しても、電子版はある意味でそれを存続発展させていくことができる特質をもっていると思います。そしてそれ以外にもまだ多くの可能性が残されていそうです。その可能性を模索し考え組み立てるのは大きな仕事ですが、それをやらなければこれを立ち上げる意味も半減してしまいます。インターネットのサイトがいい加減なジャズ・スタンダード曲の訳を載せている例は、枚挙にいとまがありません。最近では減るどころか増えてきているようにも思えます。《ジャズ詩大全電子版》は可能性の輪を拡げていくだけでなく、こういう迷妄に陥ることなく、心して全体を組み立てていこうと考えています。皆さんの積極的なご利用を願うとともに、ご意見、感想なども反映させながら、さらに充実したものに作っていきたいと私は考えています。どうぞ《ジャズ詩大全電子版》をよろしくお願いします。
ジャズ詩大全著者
ジャズクラブ・ファーラウト
並びに教室ファーラウト代表
村尾陸男